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  3. 買い物依存症から脱出するには

悩む

買い物依存症に陥りやすいタイプとは

買い物依存症の原因はストレスであり、男性と比較してストレスに弱い女性がより多く陥る症状である事実には整合性が見られます。
ちなみに買い物依存症に陥りやすいタイプとして、第三者から見れば真面目でしっかりしていると映る、あるいは愛されキャラで日常常に多くの仲間達の輪に囲まれているなど、むしろ無縁と思われる方々が挙げられます。

そしてこうした方々の深層心理を更に深く掘り下げて検証を進めれば、ある共通した潜在的欲求の存在が浮かび上がって来ます。

私達は誰もが買い物依存症に陥る可能性を有していますが、いち早く自分自身のそうした兆候に気づき対処する事で、十分自力での回避が可能です。
ここでは以下、買い物依存症発症に至る心のメカニズムや、症状が進行してしまった際に膨らむリスクを、具体例を絡めて紹介させていただきます。

第三者の意識を向けて欲しい=孤独感が原因

日常生活のさまざまな場面に於いて、誰もが抱く「孤独感」「疎外感」の蓄積から、結果買い物依存症に陥ってしまうケースが数え切れません。
中には自己嫌悪的な誤った思い違いも少なくありませんが、複雑な人間関係が絡み合う集団社会の中、味方の存在を確かめたい、第三者の視線が欲しい、優しく接して欲しいといった感情が湧き上がる場面が避けられません。

店舗に足を運べば、誰もがお客様であり、お客様扱いは心地良く、深層心理の中の優越感を確実に満たして貰える時間を過ごす事が叶います。
「買い物をする」なる行為の主たる目的は元来、必要とする欲しい商品を手に入れる事ですが、このお客様扱いを受ける快感が自身の中で1番大切となれば、既に依存症の種子は発芽状態です。
一旦発芽した買い物依存症の芽は一気に成長を続け、その頻度や金額が膨らんで行く加速度に対し、自らブレーキが効かせられなくなってしまう、これが定番の流れなのです。

症状悪化が招く恐ろしい現実を見据える

自身の経済力を遥かに超えた買い物をクレジットカード決済で続ければ、程無く借金の金額が膨らみ、貯金を切り崩す、キャッシングで賄う自転車操業に陥るなど、後戻り出来ぬ坂道を転がり落ちてしまいます。
最終的には任意整理や自己破産など、法的手続きを通じての債務整理の必要に迫られてのリセットとなりますが、社会的に金銭管理能力が無いとのレッテルを貼られ、ローンが組めないなど社会的制限が避けられません。

買い物依存症はアルコールや薬物のそれらと同様、自身では脱出したいと願いつつも、自力での克服が難しく、周囲の人達の適切なフォローが求められます。
膨らむ借金を家族や信頼出来る存在に告白する行為が憚られ、1人で抱え込み続ける間に状況は悪化の一途を辿ってしまうのが定番です。

「この買い物量はいくらなんでも不自然では?」などとお気づきであれば、ご家族の皆様にはぜひ、速やかに事実確認する姿勢を徹底から実践いただきますよう、お願い申し上げます。